『犬の病気 治療 気持ち 薬』ドッグカウンセラーのブログ

近年注目されている『犬専門漢方薬』をはじめ、愛犬の健康状態や気持ち、ここでしか知れないプロのしつけやトレーニングの知識を高めるブログです。

飼い主の犬の健康チェック①(体編)

こんにちわ。

ドッグカウンセラー の小杉です。

 

今日は愛犬の健康を保つために必要な、

愛犬の健康チェック① 〜体編〜

のお話です。

 

愛犬は家族の一員、当然ずっと元気でいてもらいたいですね。

そんな愛犬の健康を守ることができるのは飼い主さんだけ。

病気になったら病院やお薬…ではなく、

日頃から健康チェックを欠かさないことが大切です。

今回は自宅で出来る毎日の犬の健康チェックポイントを紹介しています。

 

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<目の様子をチェックしましょう!>

 

「目は口ほどに物を言う」と言います。

イキイキとした目をしているのが、何より元気な証拠、

健康な目は、白目もすっきりとしていますよ。

毎日目を合わせていることと思いますが、ほんの一瞬だけ視点を変えて

いつも通りしっかりアイコンタクトが取れているか

チェックしてみましょう!


目やにが出ていないか

最近涙が出やすくなってないか

充血していないか

腫れていないか

 以上は結膜炎や細菌感染の恐れがありますので大事なチェック項目です。

 

また

目の大きさが左右違う

目が濁っている

 以上の場合、緑内障白内障の可能性があります。

 

この状態でさらに

目が腫れている

瞬きの回数が多い

 などの症状が出たらすぐに治療が必要です。

 

病気のサインを見逃さようチェックするのが大切なポイントです!

 

 

<耳のチェックも大事!>

 

耳からの病気は少なくありません。

耳を清潔にしておくことは重要な予防策の一つです。

特に垂れ耳の犬は、蒸れやすく、汚れも溜まりやすいもので、

4〜5日に1度くらいは耳掃除をしてあげてください。

頻繁に掃除をしてあげたら、さほど汚れは溜まりません。

奥まで汚れが溜まっていないか、しっかり確認して下さい。

 

匂いがする

耳をかゆそうにしている

色のついた耳垢が出る

首を頻繁にかしげている

以上の症状は細菌感染や外耳炎、耳ダニの可能性があります。

これが進行すると中耳炎や内耳炎になる恐れがあり

犬によっては聴力障害になってしまいますので要注意です。

 

日頃のチェック、清潔さを保つことが予防になります。

もちろんきちんと音や声に反応しているかも

同時にチェックしてあげてくださね。

 

 

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<口のチェック>

 

口のチェックも忘れずにしましょう。

特に口、歯の健康は大切です。

犬は歯石が溜まると、口臭の原因だけでなく

そのまま病気に繋がることもあります。

子犬のうちから、歯磨きと口のチェックを習慣にして欲しいです。

 

口から悪臭がする

歯肉が赤く腫れている

以上の場合、歯周病や歯肉炎の疑いがあります。

さらに、

 

水をたくさん飲む

こんな場合は、内臓系の病気が発症している可能性もあります。

 

ヨダレをたくさん垂らす

この場合、感染症を患っていたり、

口内炎扁桃腺の腫れなど痛みが生じていることが多いので気をつけて下さい。

 

食べたものが飲み込めない

口内の炎症だけでなく、何か誤飲してしまった可能性があります。

 

舌や歯肉の色が青白い

呼吸器系や心臓に障害を持ち、血液循環に異常をきたしている可能性があります!

 

歯茎が白い

貧血時に多く見られる症状です。

 

口の状態だけでも数々の健康チェックが出来ます。

見逃さないようにしましょう。

 

 

<皮膚や毛などの全体もチェック>

 

体全体も毛並みがきれいか…ハゲた部分がないか等チェックしましょう。

毛は適度なツヤがあり、皮膚の色は赤や紫、黄色に変色していなければ

正常な状態と言えるでしょう。

 

よく掻きむしる…

毛に黒い粒のようなものが付着している…

こんな場合はノミやダニが寄生している可能性があります。

掻きむしったところが炎症を起こしていたり、脱毛していたりすると

細菌や寄生虫の感染、アレルギーによる皮膚炎、

もしくは深刻な皮膚病の恐れもあります。

 

毛がベタついている

大量のフケが出ている

この場合、脂漏性皮膚炎が考えられます。

 

かゆがってはいないが、左右対称に脱毛がある

この場合、ホルモンに異常が起きている可能性があります。

 

 

皮膚に痣のようなものがある

打ち身でないのならば、体内で血液凝固作用がきちんと出来ない

深刻な病の恐れがあります。

 

皮膚や白目が黄色い

黄疸が出ているので早めの処置が必要です。

 

早期発見や皮膚病の予防のためにもブラッシングは大事です。

そしてその際に体全体のチェックも忘れずにして下さい。

 

 

<総評> 

犬は人間と違って言葉を発しない生き物です。

飼い主さんの方から愛犬に歩み寄り、

健康状態のチェックに努めましょう。

 

 

 

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